【WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜】その何もない村には大切なものがあった

映画

どうも!好きな元素はタングステン、ライターのカナモです!

僕はあまりヒットする邦画が少ないんですが、今回は何度も見返すほどハマった邦画作品を紹介したいと思います。

その名も「WOOD JOB(ウッジョブ)」です。

「神去(かむさり)なあなあ日常」という小説が原作なんですが、タイトルの通り林業がテーマの青春映画です。

あらすじ

大学受験に失敗し、彼女にもフラれてヤケになっている平野勇気(染谷将太)は、友人達とカラオケで卒業祝いをした帰り道、求人広告のパンフレットが並んでいる棚の前に立ち止まる。

目をつぶって食べているガムを吐き、当たった求人に応募しようと考えたが、自衛官募集の求人に当たる。

嫌な顔をする勇気だったが、ガムの重みで広告がめくれ、そこには可愛らしい女性の写真と共に「緑の研修生」の文字が。

よこしまな理由ではあるが、勇気は早速電車を乗り継いで山中にある研修センターへと向かう。

 

厳しい指導に途中で脱走を図るが、求人広告に載っていた女性、直紀(長澤まさみ)がそこにいることを知り、研修を続けることを決意。

全ての研修課程を無事に終えた勇気は、神去(かむさり)村の中村林業で働く事になる。

そこで勇気は、ポスターの女性と再開することになる。

こんな感じです。

 

都会の青年が山で苦労する姿を面白おかしく描きつつも、リアルな林業の実態が描かれているように思います。

最後まで残った研修生が数人というのも、実際そんなもんなんだろうな、と。

 

マムシやヒルが出たり、軽トラで鹿を撥ねたりと、なかななかリアルな田舎の生活を再現しているのも、超ド田舎出身者の僕としては楽しめたポイントでした。

 

 

みどころ

神去村は実在する

神去村という名前ではありませんが、この作品のモデル&ロケ地になったのは、三重県の美杉町というところです。

ネタバレになるので詳しくは言えませんが、作中で登場する祭りも、似たような趣旨のものが実際に美杉町で開催されているみたいです。

「実際にこんな場所があるんだな」と思いながら観ると、さらに作品を楽しめること間違いなしです。

 

林業の大変さ

日本には数え切れないほど沢山の職業がありますが、その中でも林業の労働災害発生率はダントツの1位です。

産業別死傷者の統計では、1,000人あたりの死傷者数が全産業平均で2.3、建設業で5、危険なイメージのある鉱業でも12です。

しかし林業の死傷者はなんと28.7。ダントツです。

約3%の確率で大きな怪我や死亡事故に巻き込まれる可能性があるってことですからね。とんでもない数字です。

そういえば僕の親戚まわりでも、山で木を伐採している時にチェーンソーの操作を誤って亡くなった人がいました。

 

しかし林業はなくてはならない仕事です。

木造建築の多い日本では、人々の暮らしを根底から支えています。

厳しくも暮らしに不可欠な林業がどういう仕事なのか、少しは理解が深まると思います。

 

山は神域

日本は古くから神道の考え方が浸透しています。神道だけに。

 

神道においての神とは、自然そのものや、そこに生きる動植物など様々です。

御神体というのを聞いたことがあると思いますが、日本古来の原始神道では、その地の象徴となるような大木などを、神の象徴として祀ってきました。

 

そんな山の中で働く林業従事者は、色々と不思議な出来事に遭遇するみたいです。

作中でも色々と不思議な出来事が起こるんですが、僕は山育ちなんでどこか納得できてしまいます。

 

山の中で白蛇も白キツネも見たことあるし、歩いた距離よりも遥か遠い場所にワープ?したこともあります。

冗談みたいですが本当です。

そんな山の神秘的な一面も、この映画では描かれています。

 

まとめ

都会の青年が、なんのスキルや知識も持たないまま過酷な林業に挑戦するという、ちょっと無謀なストーリーですが、山と向き合って少しずつ成長していく姿は、何故か応援したくなってしまいます。

余談ですが、お笑い芸人のマキタスポーツが出演してるんですが、どっからどう見ても本物の林業従事者にしか見えません。

僕の地元にもこんな感じの人いっぱいいますもん。

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