どうも!最近ジム通いを始めたライターのカナモです!
今回紹介するのは「イエスマン」という映画です。
その名の通り、どんな事に対してもYESと答える生活を送る男の話なんですが、この作品には人生を楽しく過ごす秘訣が色々と詰め込まれていますよ。
そして冗談みたいな内容のストーリーですが、実話を基にしているというから驚きです。
あらすじ
非通知の電話も、飲み会の誘いも、ご近所さんからの食事の誘いも、ライブの誘いも、個人への融資も、とにかく全てにおいて否定的な態度を示す。
そんなある日、知人のニック(ジョン・マイケル・ヒギンズ)に偶然出会い、ニックは彼に「自分が人生を楽しんでるのは、イエスマンになったからだ」と言う。
ニックの言葉に否定的だったカールだが、ニックが石を投げて銀行の窓ガラスを割る姿を見て、イエスマンのことが気にかかるようになり、孤独死する悪夢を見たとこが決め手となり、イエスマンのセミナーに行くことにした。
そこでも最初は否定的だったカールだが、主催者のテレンス(テレンス・スタンプ)がイエスマンについて彼に説き、テレンスにイエスマンの誓いを立てるよう迫られ、その場しのぎで誓う。
会場を後にしたカールは、ホームレスの男から車に乗せてくれと頼まれ、つい「YES」と答え、味をしめたホームレスの男は次々と要求し、カールは全てに「YES」と答え、早速イエスマンの誓いを立てたことを後悔する。
しかし、そこからカールの人生は大きく変化していくことになる。
こんな感じです。
人間は不思議なもので、他人に対して肯定的になると、自分自身にも肯定的になれるようです。
そして冴えない男を演じるのに、ジム・キャリー以上の適任者はいないと断言できます。
あの人の演技力は凄い。
みどころ
否定より肯定を
この映画のテーマを僕なりに解釈すると「人生を楽しむ方法」だと思います。
人生を最大限楽しむためにはどうしたらいいのか、その答えが「YES」という言葉なんだと思います。
時には理不尽な要求もありますが、大事なのは肯定的に生きることなんでしょうねきっと。
勿論何でもかんでも「YES」と答えていたらとんでもないトラブルに巻き込まれる可能性が高いですが、常にイエスマンの心構えを持っておくのは大切だと感じました。
YESとはつまり行動力
「YES」というキーワードは、全ての行動の原動力なんじゃないでしょうか。
「NO」といえば何もしなくて済みますが、当然ながら新しい発見も新鮮な体験も、何も手に入れることができません。
これは僕も日々感じていることなんですが、人生において最も大事なのは「行動する」ことです。
僕の場合は西表島でキャンプしたり、無人島でサバイバル生活を送ったり、いろんな山に登ったり。
「そんなんやっても意味ないわ」と思っている人には決して味わうことのできない感動を日々感じながら過ごしています。
これこそが充実した人生というやつです。
行動の核となるのは、肯定的な態度です。
強迫観念
イエスマンに限らずですが、一度成功して味を占めると、中々やめられないのが人間です。
パチンコなんかがまさにそうだと思うんですが、最初に少額勝っていい気分になり、例え大きく損をしても勝った時の快感が忘れられず、いいように搾り取られるわけですね。
作中にも、「NO」と言いたいのにそれを言ってしまうと悪いことが起こるんじゃないかと信じ込んで、言いたくもないのに「YES」と答えてしまうシーンがありますが、何かを信仰しすぎるのはある意味危険なことなのかもしれません。
仏教で言うところの「中庸の精神」こそが、人生を豊かにしてくれるのではと感じます。
まとめ
人生に嫌気が差した時、充実感を感じられない時には、この映画を観てください。
それで全部解決とはいきませんが、ちょっとした変化のキッカケにはなってくれることでしょう。
まずは日々感じている「NO」を「YES」に変えてみましょう。
それだけで一気に楽しくなることだってあります。
この映画のサブタイトルは「YESは人生のパスワード」です。