どうも!飛行機の離陸の瞬間が好きなライターのカナモです!
LCCで数万円で航空券を手配でき、誰でも気軽に海外に旅行できる便利な世の中ですが、残念ながら語学力がそれに追いついていないように感じます。
もっと「言葉を知らない危険性」を理解したほうがいいと思うんですよね。
というわけで、今回は「海外で絶対に通じないジャパニーズ英語」を紹介したいと思います。
絶対通じないジャパニーズ英語
ノートパソコン
これはもうかなりの人が理解してるかもしれませんが、正しくは「laptop(ラップトップ)」と呼びます。
デスクトップはそのまま通じるのに、なんでノートパソコンになったんでしょうね?
ゴッホ
テレビでもやってましたが、海外では「van Gogh(ヴァンゴー)」と言います。
彼の本名は「Vincent van Gogh(ヴィンセント・ヴァン・ゴー)」なんですが、出生地であるオランダでは「ヴィンセント・ファン・ホッホ」と発音し、ドイツ語では「フィンセント・ファン・ゴッホ」と言います。
恐らくドイツ語の影響で日本でも「ゴッホ」と呼ぶようになったんじゃないかと思います。
ペットボトル
「plastic bottle(プラスティックボトル)」と呼ぶのが一般的です。
そもそもペットボトルの「ペット」とは、「polyethylene terephthalate(ポリエチレンテレフタレート)」の略称なんですが、英語圏ではわざわざそれを訳さずに、一般的に使われている「plastic」をチョイスしています。
それに英語圏の人は「pet」と聞くと、愛玩動物の方のペットを連想するそうです。
ラムネ
ドリンクの方でも固形の方でも、「ラムネ」という物は英語圏には存在しません。
元々は「lemonade(レモネード)」を日本人が聞き違いして「なるほど、これはラムネと言うのか。」という感じになったのがはじまりです。その後、レモネードっぽい炭酸飲料や固形のお菓子のことを「ラムネ」と呼ぶようになったんでしょうきっと。
英語圏では、固形のラムネは「fizzing candies(フィジングキャンディー)」と呼ばれています。「fizz」はシュワっと発泡する様子を表す言葉で、「シュワっとするキャンディー」ということになります。
ドリンクの方は「soda pop(ソーダポップ)」か「japanese lemonade(ジャパニーズレモネード)」と呼ばれています。
そもそも固形にしても液体にしても、日本人が「ラムネ」と呼ぶものは、日本独自のものなんで、それを意味する言葉は元々英語にはありません。
コンセント
アメリカでは「outlet(アウトレット)」と呼び、イギリスでは「socket(ソケット)」と呼ばれています。
コンセントとは「同軸」という意味があり、同軸のプラグのことを「コンセントプラグ」と呼んでいて、それが転じてそのの先込口のことをコンセントと呼ぶようになりました。
同じ英語圏でも呼び方が違うのは、日本人には中々理解しにくいかと思います。アメリカ英語とイギリス英語はかなり表現方法が違いますからね。
電子レンジ
海外では「micro wave oven(マイクロウェーブオーブン)」と呼びます。「micro wave」と略すこともあります。
そもそも「レンジ(a range)」とはガスコンロを指す言葉で、それを日本人は「電子で温めるから『電子レンジ』にしよう。」と考えたわけです多分。
レンジでチンは「microwaveでbeep」ですね。勿論通じません。
サラリーマン
英語圏では「business man」「white collor worker」「office worker」と言います。
「white collor」は白い襟のことで、サラリーマンが着るシャツのことを指してそう呼ばれています。
ビーチサンダル
僕は以外だったんですが、これも通じません。1番わかりやすそうな表現なのに。「flip flop(フリップフロップ)」と言えば通じます。
「flip(はじく)」と「flop(ばたばた動く)」で、サンダルをかかとで弾いてバタバタしてる様子から、この名前がついたそうです。コロコロと一緒ですね。
逆に通じてしまう日本語
では逆に、海外でも通じる日本語があるのかという話ですが、結構あります。
HENTAI
海外では日本人は変態だという認識があるようです。
これは「変態」という意味で使われているのではなく、「エロアニメ」を指す言葉として浸透しています。「オーマイガッ!ジャパニーズはこんな変態なアニメを量産しているのか!こいつらヤベェぞ!」みたいなね。
SENSEI
主に空手などの武道を教える人を指して使います。
でも何故か、正面で掌を合わせてお辞儀するというジェスチャーも必ず一緒についてきます。
節子、それインドや。
KAROUSHI
不名誉な話ですが、過労死は日本の文化としてそのまま海外に輸出されているようです。
死ぬまで働く日本人は、僕の目から見ても異常ですけどね。
HONCHO
「班長」という言葉から来ています。英語ではリーダー、指導者、有力者などを指す言葉として浸透しています。
「ハンチョー」ではなく「ホンチョー」と発音します。
元々は太平洋戦争の時に日本からアメリカに浸透した言葉です。もしかしたら拷問や尋問の時に、上級士官のことを日本人に分かりやすく伝えるために使われ始めたのかもしれませんね。
まとめ
英語圏の国に旅行に行くには、最低限これくらいは覚えといた方がいいと思います。伝わらないだけならまだしも、時にはトラブルの原因にもなりますからね。
「郷に入っては郷に従え」って言いますよね。それは法律や公共のルールだけじゃなく、言葉にも当てはまります。
逆にこれらの言葉を知っていると、「日本人は英語喋れないイメージだったけど見直したぜHAーHAーHAー!!」みたいになるかもしれません。
国際交流の第一歩は言葉からです。
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