どうも!マイブームはレモン水、ライターのカナモです!
3組に1組は離婚すると言われている現代では、離婚に対する知識や備えが必要になります。明日は我が身ってやつです。
勿論離婚なんてのは、経験しない方がいいに決まってます。しかし、様々な事情で離婚せざるを得ない状況になることは、正直珍しくありません。
そしてどんな理由があったにせよ、離婚するのは本当に大変です。
今回は離婚によって失ったものや得たもの、離婚の際の注意点などをまとめてみたいと思います。
僕の場合
かく言う僕も離婚経験者です。今では笑い話としてその経験を有効活用してますが、離婚当時はそりゃもう色々と大変でした。
僕は21歳の時にある女性と出会い、23歳で結婚しました。大半は幸せな結婚生活でしたが、まぁ色々ありまして28歳で離婚という決断に至りました。
正直この判断が正しかったのかどうかは、未だに分かりません。
相手は7歳年上だったので、離婚してその後新しい相手と幸せな生活を送ることができるんだろうかとか、子供はいなかったんですが、年齢的にもそろそろ子供が欲しいだろうとか。実際本人も欲しいと思っていましたし。やはり高齢出産になると大変なので。
勿論お互い合意の上での離婚なので、今更僕がとやかく言う筋合いはありませんが、それでも彼女には幸せになって欲しいと今でも願っています。
離婚原因TOP3
何が原因で離婚するかによって、その後の対応や選択肢は全く違ってきます。まずはどんな理由で離婚する夫婦が多いのかを紹介します。
1位 性格(価値観)の不一致
よくあるヤツですね。
夫婦といえど生まれも育ちも違う2人が一緒に生活を送るので、どんなに仲の良い夫婦でも価値観は絶対に違います。それを許容できるかどうかが問題なんですが、多様な生き方が選べる現代では、その溝は深くなりがちです。
一緒にいても息苦しい相手と無理して夫婦関係を続けるのは、お互いにとってマイナスでしかありません。
2位 浮気
これは離婚しても仕方ないです。
そもそも夫婦というのは法律で正式に契約を交わした関係であって、付き合ってる状態とはワケが違います。つまり浮気は契約違反な訳です。
契約に違反すると、違約金(慰謝料)や契約の解除(離婚)を求めるのは当然の権利と言えます。
3位 DV
僕が1番嫌いな行為です。
不平不満を暴力という形でしか相手にぶつけられないような稚拙な人間は、そもそも結婚するべきではありません。どんな理由があるにせよ、暴力で解決するのは3歳児だって許されません。もはやチンパンジーですね。
暴力には物理的なものと精神的なものの2種類があります。物理的なDVは言わずもがなですが、精神的なDVは本人に自覚の無い場合もあります。
例えば些細な事でヒステリックに怒ったり、相手の存在を否定するような発言をしたり、必要以上に束縛するなどの行為は、全て精神的なDVと言えます。
離婚によって失うもの
では実際に離婚した時、何を失うのかを考えたいと思います。
一部の人間からの信頼
離婚原因やどちらが有責かにもよってかなり違いますが、家族や親戚、友人や仕事仲間の信頼が大きく揺らいでしまう事があります。もし自分の行いが原因で離婚になった場合、そういった信頼は全て失うと思って間違いないです。
なんなら仕事も失うかも。
信頼を失うのは一部の人間ですが、皆あなたの人生を作ってくれた大切な人達です。
お金
これも人によりけりですが、慰謝料や養育費の支払い義務がある場合、相当なお金が消えていきます。
他にも新生活にかかる費用や探偵・弁護士費用など、かけようと思えばいくらでもお金はかかります。
心
漠然としてますが、実際僕は離婚して1年程度は喪失感や懐疑心に囚われ続けていました。何年も一緒にいた相手と離別するというのは、精神的にダメージが大きいように思います。ましてや心から愛していた相手なので、そのショックは計り知れません。
立ち直るのには時間が必要です。
離婚によって得るもの
では逆に、離婚によって得られるものは何があるでしょうか。
個人的には結構ありました。
自由(時間)
もうこれが全てです。
僕は離婚後、家族を養う必要が無くなったので正社員で働いていた仕事を辞めました。(辞めた理由は他にもありますが)
そして和歌山のみかん農家で1ヶ月住み込みで働きました。
みかんの収穫が終わると、それを資金にして沖縄に高飛びしました。石垣島で1ヶ月、西表島で1ヶ月、本島で半月。ゲストハウスに滞在したり、海辺でテント生活したり、ジャングル探検して死にかけたり。どれも素晴らしい経験となりました。
せっかく離婚して独り身になったんだから、自由を満喫しないのは重罪ですよええ。流石に仕事を辞めろとオススメは出来ないですが。
お金
先の説明の通り、離婚直後には沢山のお金が必要です。しかし独身になれば自分の稼ぎはすべて自分の為に使えるので、長い目で見ればお金が浮きます。
さらばお小遣い制。
友情
結婚すると、今までどおりの友達付き合いは難しくなります。しかし離婚すると時間に余裕ができるので、友達付き合いに割ける時間が増えます。僕は愛情よりも友情こそが永遠だと思っている(女性不信?)ので、正直これは相当大きなメリットでした。
離婚の傷を癒やしてくれたのも僕の親友達です。
ここまでのまとめ
離婚原因、離婚によって失うものと得られるものについて書きました。
これまでの話を一言にまとめるならば、離婚は愛情というとてつもなく大きなものを失う代わりに、自分自身と向き合う時間を得られます。
続いては、離婚前にしておくべきことをまとめます。
離婚の前にするべきこと
では実際に離婚する時、何をすればいいのかをまとめたいと思います。
相手有責の場合
離婚の決定的な理由が相手にある場合、離婚前に準備しておくことは沢山あります。それらを怠った場合、納得の行く離婚にはならないでしょう。
まずはあなたが浮気やDVなどの被害者だったケースです。
証拠集め
例えば配偶者の浮気が発覚した場合、浮気の確たる証拠が必要になります。そして浮気の証拠は、大抵スマホに残ってるので、それを抑える必要があります。
しかし殆どの場合で、配偶者はスマホにロックをかけている事でしょう。しかしそれを突破出来る方法があることをご存知でしょうか?
ここで詳しく説明するのは控えますが、簡単に説明すると、あるソフトを使ってスマホをパソコンに繋ぐと、ロックが掛かってようと無かろうと、その中身を見る事ができます。
それがどんなソフトなのか、どうやって使うのかはご自身の責任の下で調べてください。僕は責任負えないので悪しからず。
DVの場合はレコーダーを仕込んだり、その時にどういった暴力を振るわれたのかを逐一メモしておく必要があります。
探偵事務所にGO
黒だとほぼ断定できるような証拠があれば、次は探偵事務所に調査依頼をして下さい。
浮気の場合、日時が分かるようであれば、その日に絞って調査を依頼すると費用も比較的少なくて済みます。
弁護士事務所にGO
その次は集めた証拠を持って弁護士事務所に相談に行きましょう。相手にどういう制裁を加えるか、よく話し合って下さい。
後は決まった通りに実行するだけです。
そして何よりも重要なのは、決して軽はずみな行動をせずに、ひたすら耐えることです。
もし証拠が集まりきらない内に配偶者を問い詰めてしまった場合、はぐらかされるだけでなく、精神的DVとして逆に追い詰められる可能性すらあります。
まぁ離婚までの辛抱です。これが終われば全てから開放されるので、今は耐える時間です。
自分が有責の場合
え~、潔く罪を償って下さい。
誠意を見せることで相手の態度も軟化するかもです。
以上です。
共通して言えること
どちらにしても、必ずもめるのが「お金」に関することです。なのでどちらが有責かに関わらず、銀行口座やクレジットカードの管理はしっかりと行ってください。
浮気された上に金持って逃亡されるのが最悪のパターンです。家具や家電も、どちらが所有するか離婚前にキッチリと決めておいた方が後々楽です。
僕は自分名義の口座とパソコン以外の全てを放棄しましたが。
離婚後にすること
無事あなたの希望通りに離婚が成立したとします。しかし離婚はそこで終わりではありません。寧ろ離婚後にすることの方が僕は憂鬱でした。
家族や親戚、友達、職場に報告
これが何よりも精神的にきましたね僕は。結婚報告や結婚式で二人の門出を祝福してくれた人たちへの、ある意味で裏切りな訳ですから。
親から「そうか。残念やけど仕方ないな」とか友達から「わかった。とりあえず飲みに行こう」とか
「そんなん言われたらいろいろな感情が溢れて泣いてまうやろーーー!!!」
※これは僕が経験した実話です
新生活の準備
これもなかなか(精神的に)骨の折れる作業です。
新居の契約や引っ越し。家に残る人は後片付け。こういうのしてる時にアルバムとか出てきて無性に切なくなるんですよね。
僕は自分が出て行くと決めてたんで、パソコン以外の家財道具を一切持つ事無く母親の家に荷物を預けました。そして持てるだけの荷物を厳選して和歌山のみかん農家に行って住み込みで働いたり、沖縄でキャンプ生活したりと、自由を満喫しました。
因みに母親の家と言ったのは、両親も僕の3年ほど前に離婚してたので。血は争えないというやつですね。
心の整理
これが一番時間のかかる作業です。「離婚してせいせいしたわザマーミロ!」という人でも、時間が立つごとに真綿で締め付けられるような感覚に襲われます。
どちらに非があったとしても、どちらかに非があった訳ではない場合でも、離婚後は何かしらの喪失感・虚無感・孤独感は出てきます。それは時間・家族・友人・新しい恋が徐々に解決してくれることでしょう。
僕ですか?一部未解決です。
さいごに
色々と書きましたが、結局1番大事なのは「お互いが悔いの残らないようにすること」というひと言に尽きます。この記事は、そうするためにはどうしたらいいのか、というひとつの指針になればと思って書きました。
僕の経験を基にして書いているので、全ての人に当てはまる内容かどうかは正直分かりません。しかし、どんな理由で離婚したとしても、その後のあなたを支えてくれる家族や友人を何よりも大切にしてください。
人間は一人では生きていけないもんです。
以上、離婚経験者が語る離婚話でした。お役に立てれば幸いです。
ここまで書くと僕の離婚原因が分かりそうで怖い。
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