どうも!やたら子供にナメられるライターのカナモです!
育児って大変ですよね。僕に子供はいませんが、甥や姪と一緒に過ごすことが多く、毎回手を焼かされます。特に2〜6歳児。
どうしてこんなに大変なのか、もっと楽な方法はないのかと色々と考えましたが、子供のいない僕に答えは出せません。
なので、現役の保育士に色々と育児のコツを聞いてきました。
プロが実践してる2〜6歳児の教育の方法をみなさんに伝授したいと思います。子育てはストレスフリーでできるらしいですよ。
「〜しなさい」は逆効果
大人の理屈が通じないことは頭では分かっていても、子供が言うことを聞かないと、ついイライラしてしまいます。
でもそれは間違いです。命令されるのは誰でも嫌ですよね。それが意味の分からない命令なら尚更です。大人は当たり前のことでも、子供にとっては意味の分からないことなんて山ほどありますからね。
なので、「片付けしなさい」「早くご飯を食べなさい」などの命令はやめて、まずは大人が率先して動きましょう。そうすると子供も真似をして、いつの間にか自主的に動くようになります。
それによって親のストレスも激減します。
子供が興奮状態の時には
子供って気分がコロコロ変わりますよね。「女心と秋の空」の5倍くらいコロコロと変わります。大人しくしてる時はいいんですが、興奮してる時は何を言っても無駄だと感じてしまうことも。
しかしそんな時にでも子供を落ち着かせる方法はあります。
うるさい時は小さい声で話す
みんなで遊んでる時なんかは、大人の言うことなんて全然聞いてくれません。大人でも、みんなでワイワイしてる時に他人に水を差されたくないですもんね。
そんな時には、敢えて小声で話しかけてみて下さい。
何を言ってるのか気になって、子供が興味を持って耳を傾けてくれます。
スピーチのテクニックとしても使われている方法です。
突然叫ぶ
前者とは真逆の方法ですが、子供の興奮を上回るような声をあげて、子供の興味の対象から気をそらすことができます。そうすることで、興味の対象を自分に変えることができます。
映画なんかでも、パーティの時にスプーンでグラスを鳴らすシーンがありますが、あれと同じです。
ご飯を食べない時
食事の時はどうしても集中力が途切れてしまいます。仕方のないことではあるんですが、忙しい時はそうも言ってられません。
そんな時は以下の方法を試して下さい。
横取りする
「食べないんならママが食べよっかな〜」なんて言いながら、子供のご飯を食べるそぶりを見せると、子供は「だめー!」なんて言いながら阻止しようとします。
但し年長組には効果が薄く、2〜4歳の子供におすすめの方法です。
あーんして口以外にあげる
これも2〜4歳限定ですが、「はい、あーん」と言いながら、鼻やほっぺなど、口以外の場所にご飯を食べさせようとしてみてください。
子供はキャッキャ言いながら「違うこっちこっち!」みたいになって自ら食べようとします。
競争する
食べるのが遅い子は、どっちが先に完食するか競うことによって、食べるスピードが上がることが多いです。
「じゃあどっちが早く食べるか競争ね〜。よーいドン!」という感じで子供の競争心に火をつけると、集中してご飯を食べるようになります。
集中力を上げる方法
集中力を向上させるためのトレーニング方法です。
落ち着いて過ごす時間を作るのは、その瞬間というよりもむしろ大きくなってからの為に重要なことです。
単純な塗り絵
複雑なものは子供には難しいので、できるだけ簡単なものがおすすめです。
線からはみ出さないように塗るために、子供の集中力は極限まで研ぎ澄まされます。出来たものは極力飾るようにしましょう。そうすると子供は努力を認められたと感じて、積極的に塗り絵をするようになります。
認めてあげるというのは大事なことです。
床にテープで線を引く
できる場所は限られますが、効果的な方法です。
床の上に色つきのビニールテープなどで2〜3mの線を引き、その上を外れないように歩かせるという方法です。
ここでも、まずは大人が見本を見せてあげましょう。一緒に楽しむことで子供も積極的になります。
誰かをダシに使わない
「パパに怒られるで」「先生に怒られるで」と言ってしまうこともあると思いますが、これは絶対にやめましょう。
子供からしたら「怒ってるのは別の人で、この人は怒ってないんだ」という解釈をして、後々自分の言うことを聞いてくれなくなります。
これを言ってしまうのは、自分が嫌われたくないからという心理が働いているせいもあります。
でもご安心ください。ちょっと怒られたくらいでは子供はあなたのことを嫌いにはなりません。なので、悪いことは悪いと本人がきちんと言い聞かせることが大事です。
まとめ
子育てにおいて最も大事なことは「全てにおいて、絶対に強制しない」ということです。
自分の好きな人(親、先生など)が楽しそうにやってたら、子供は必ず興味を持つから、強制しなければならないという考えは捨てましょう。言うこと聞かなくてイライラするという、親のストレスの軽減にもなりますしね。
そして絶対に絶対に周りとは比べないこと。
最近では、小さなことで発達障害の診断をされることがあり、親が過敏になりすぎているケースが多いです。でもその心配よりも、その子の本来の性格を理解してあげることが重要です。
軽度の発達障害は3歳児検診で疑いが出るんですが、子供の成長は月齢に応じてかなり差が出てくるので、同い年といっても成長の差はバラバラです。小学校に行くまでは長い目で見てあげましょう。
家庭環境の違いもあるので、差が出るのは当たり前です。それが個性ってもんです。それを誰かと比べて親が神経質になるのは良くないです。
- 命令・強制しない
- 一緒に楽しむ
- 誰かと比べない
まずはこの3つをしっかりと心に刻み込んでください。そうすると育児のストレスが減り、一緒に楽しみながら子育てができるようになりますよ。
育児で成長するのは子供だけではありません。親もまた子供に学び続けているんですよ。
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