どうも!禁煙に何度も成功しているライターのカナモです!
みなさんは妻(夫)や彼女(彼氏)と何の問題もなく円満に付き合えていますか?
「おう何の問題もねぇぜバカヤローコノヤロー!」と自信を持って言える人には関係ない話になりますが、それ以外の人には非常に重要な話をしたいと思います。
なぜ上手くいかない?
友達と集まった時、配偶者や恋人の不満を口にした経験って誰しも少なからずありますよね?
「旦那が全然家事を手伝ってくれない!」
「彼女がやたら浮気を疑ってきて腹立つ!」
「自分の趣味に理解がない!」
など、大切な人の筈なのに、何かと不満を口にしてしまうこともあるでしょう。大抵の場合、「大切な人だからこそ、他人には要求しないことまで要求してしまう」というのが原因だと思います。
まぁ理解できないこともないです。しかし2人の関係を円滑にする秘訣は、その理由の裏返しだという事に気付かない人も多いです。
つまり2人の関係を円滑にするには「自分以外は他人である」という考え方を持ち続ければいいんです。
これが答えです。
自分以外は他人
こう言うと聞こえは悪いかもしれません。しかしこの考え方が何よりも重要だと僕は思います。
例えば配偶者や恋人に不満のある人の価値観は下の画像のようになっています。
「自分」の中に「大切な人」も一緒に入れてしまってませんか?
これは相手を大切に思うが故の価値観ではありません。相手に自分と同じ価値観を持って欲しいという願望の表れなんです。つまり自己中心的な考え方です。「自分はこうして欲しい、こうするのが当たり前なのに、相手はその通りにならない!」というすれ違いから、大切な人への不満が出てきます。
しかしいくらあなたが相手のことを大切に思っていても、相手は生まれも育ちも価値観も違う他人なんです。
相手を自分の一部と考えることを「依存」と言います。お互いにその考え方なら「共依存」です。
大切にするのと依存するのは全く違います。
これが大切な人と上手くいく考え方です。いくら大切に思っていても、その人はあなたではありません。他人行儀にしろと言うことではなく、誰しも自分の思い通りになんてならないという意識を持つことが大切です。
「自分はこう思ってるけど、相手は違うかもしれない。」
「むしろ自分の希望に合わせてくれる事に心から感謝しよう。」
こういう気持ちで接すると、今よりも絶対に上手く付き合っていくことができます。
相手のことを大切にするというのは、相手の価値観やアイデンティティを尊重することです。決して自分の(相手の)価値観に合わせることではありません。
「自分と相手は違う人間だ。それを理解した上で相手のことを大切に思う。」
それこそが真の意味で「大切にする」ということです。この考え方を徹底するとどうなるのか、簡単に紹介したいと思います。
感謝を忘れなくなる
「主婦なら家事をして当然!やらないと怠慢だ!」という価値観の押し付けをやめれば、「いつも家事をしてくれてありがとう。自分も手伝えることは率先してやるようにする。」という感謝の気持ちが生まれます。
そうすると不思議なことに、相手も「いつも仕事お疲れ様。家にいる時くらいはゆっくりくつろいで。」という感じになります。
つまり、お互いがやってくれていることを「そんなもん当然やろ!」と思わない事によって、相手への感謝や労いの言葉が自然と出てくるようになります。
無理な要求をしなくなる
「もっと稼いでこいや!」「塵ひとつ残さずに綺麗にしとけや!」という無理な要求は、お互いの首を絞めるだけです。お互い自分にはできない、自分はやってないことをやってくれているわけです。それが当たり前だと思ってはいけません。
「きっと頑張ってくれてるんやろな。」という気持ちになれば、無理な要求なんてできない筈です。
勿論、明らかな怠慢に対してはツッコミを入れるべきだとは思いますよ。
相手の立場になって考えられる
どんなに大切な人でも、あなたにとっては他人です。だから自分の感情を優先していては、相手が不満に思うのは当然のことです。
だから「こういう言い方をしたら相手はどう思うだろう?」「こんな態度で接したら傷つくかもしれない。」など、自分主体ではなく相手の気持ちを大切にすれば、2人の関係はより良いものになるでしよう。
どうしても譲れない部分も出てくると思いますが、相手の気持ちを考慮した上で主張できるようになる筈です。そうすればただの言い合い、不満のぶつけ合いから、建設的な議論になります。
まとめ
もう一度言いますが、自分以外は他人です。
どんなに仲のいい人でも、自分の思い通りには絶対になりません。その前提をしっかりと意識しておけば、相手への感謝の気持ちや気遣いが自然とできてきます。
些細なすれ違いで修復不可能なくらい深い溝ができてしまうことだってあります。相手のことを本当に大切にしたいなら、その人をないがしろにせず、ひとりの人間として尊重しましょう。
それが大切な人との円満の秘訣です。
知らんけど。
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