どうも!ディフェンスに定評のあるライターのカナモです!
みなさん掃除機使ってますか?まぁ殆どの家庭には掃除機があると思うんで、今更な質問ではあります。しかしそれが当たり前だと感じていませんか?
掃除機なんて別に無くても困りませんよ正直。
掃除機だけに。
今回は昔ながらの箒という掃除道具の良さを再認識してもらいたいと思います。
掃除機は金がかかる
最近では猫も杓子もダイソンダイソンと言ってます。吸引力の変わらないただ一つの掃除機らしいんですが、なんせ値段が凄く高いんですよね。
「他のどの掃除機よりも確実にゴミを吸い取ります」というキャッチフレーズが有名な「Dyson Ball Moterhead+(ダイソンボールモーターヘッドプラス)」の本体価格は、75,384円です。吸引力も本体価格も最高峰ですね。
正直に言ってしまうと、いくら吸引力が良くても僕はそこまで掃除機にお金をかけたくありません。
そしてかかるのは本体代金だけではありません。
電気代も当然ですが発生します。
ここでひとつ掃除機のコストをシミュレートしてみたいと思います。
毎日15分ダイソンの掃除機をかけたとしましょう。Dyson Ball Moterhead+は1150Wのモーターが搭載されてます。関西電力の従量電灯Aで契約している場合、最低料金が22.83円/kWhです。
これで1ヶ月の電気代を計算すると
1150×0.02283=26.2545円/h
となります。1日15分なんで、この料金に30日を掛けて4で割ると
(26.2545×30)÷4=196.90875円/月
です。ザックリ200円としましょう。
つまり毎月200円、1年では2,400円が掃除機の電気代としてかかります。
勿論これは理論上の最大値です。実際はもう少し少ないかも知れません。常に1150Wで動いてるとは限らないんで。
そして掃除機の耐用年数は10年程と言われているので、全ての費用を10年で割ってみます。
{75384+(2400×10)}÷10=9938.4円/年
という感じです。
つまりダイソンの掃除機を使うと、毎年9,938.4円かかります。
故障したらこれに修理費用も乗っかってきます。
ミニマリストは箒1本
一方、ミニマリストは掃除機を必要としません。昔ながらの箒で充分。なんなら箒の方が綺麗にできることもあるくらいです。
そして箒は当然ですが電気を使いません。なので本体価格だけで使えます。
掃除機のように大きな音もしないので、夜中でも近所迷惑にならずに掃除することもできます。重量が軽いし、取り回しも楽です。
更に、学校で使ってたT字の箒(自在箒・自由箒)なんて1,000円程度で買えるんで、費用もグーッと抑えられます。塵取りも500円程度で売ってます。
一応計算してみます。T字箒の耐用年数が2年として、10年間で5本使ったとしましょう。
{(1000×5)+500}÷10=550円/年
です。これでもだいぶ多めに計算してます。箒が2年しか持たないことはないでしょうからね。
痒いところに手が届く箒
箒の良いところは、痒いところに手が届くという点です。早い話、冷蔵庫の隙間とかTVボードの下が掃除しやすいってことです。箒は掃除機と違ってスリムなんで、収納場所にも困らないというメリットもあります。
最近では棕櫚(しゅろ)箒が注目を浴びてます。箒の繊維が細かいんで集塵力が高いし、油分を含んでるんで、フローリングを箒がけするだけでワックス効果もあるそうです。職人手作りの棕櫚箒はけっこう良い値段しますが、やはりそれだけの価値はあるそうです。
まぁ正直僕はT字箒の方が好きですけどね。1度に掃ける面積が広いんで、掃除が早く終わりますし。
まとめ 本質の追求
ダイソンをはじめ、高性能な掃除機がどんどん増えてきてます。それはそれで喜ばしいことなんですが、どうも「掃除=楽しくないもの・めんどくさいもの」という前提で、如何にそれを簡略化できるか、という前提になっているような気がします。
現代人は忙しいと言われますが、不要な物や情報があふれ、それに踊らされてるから忙しいと思い込んでるんじゃないでしょうか?
本質だけを見ることができれば、人生はもっと豊かでゆったりとしたものになる筈です。ミニマリストが目指すのはまさにこれで、それを達成するために無駄な物を持たない生活を送ろうとしています。それは掃除機ひとつとっても同じことが言えると思います。
掃除というものの本質は、ただただ面倒な作業ではない筈です。部屋が綺麗になれば気持ちいいし、最新の家電に頼らず自分の手で掃除することによって、頭の中もスッキリ掃除することができます。
本質を求めて無駄なものは排除するというミニマルな思考は、きっとあなたの人生を豊かなものにしてくれるでしょう。まずは掃除機から見直してみませんか?
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