私事ですが、先日引っ越しをしました。物件探しから引っ越しまで1ヶ月も無かったんですが、休みの日に家族といろいろな物件をみてまわるのは楽しかったです。
立地や家賃、間取りなど物件探しの時には気にしなければならない点がたくさんありますが、その中でも今回は多くの人が気にするのではないでしょうか?そう。事故物件かどうか…ということ。
家賃が安いと、「なんでこんなに安いんだろう。。。」「過去になにかあったのかな。。。」と気になる方もいるはず。専門家じゃないので、話半分で聞いて欲しいのですが、事故物件は直前に他の誰かが住んでいた場合は説明責任がない(らしい)のです。
今回引っ越しするにあたり、新しく入居する物件が事故物件かどうかを調べるサイトを発見したのでそのご紹介です。
事故物件とは?
不動産取引において一般的に「事故物件」と言えば、建物内での自殺や他殺、火災による焼死、不審死、事故死など、人の死亡にかかわる事件があった場合を指します。病死や老衰による死亡でも長期間発見されずに腐乱したような場合、あるいは死亡原因が不明でも敷地内で死体が発見された場合、敷地内で凍死体が発見されたような場合も事故物件となります。このような物件は「心理的瑕疵物件」とも言われます。また、過去に大雨による床下・床上浸水があった建物、地震による損傷、雨漏りや白アリ被害のある建物、地盤や土壌に問題のある敷地などで、その問題が解消していないものを含めて「事故物件」とする場合もあります。
事故物件と聞いてイメージするのは、殺人事件や自殺、火事といったところですが、それ以外でも事故物件と呼んだりするんですね。知らなかった。
不動産屋さんが教えてくれなかった!または聞くのを忘れてた!という場合に
例えば、家賃がとても安くて間取りなども最高!ここにあの家具を置こうか。こんな感じの生活になるね!という感じでうきうきワクワクして、事故物件かどうか聞き忘れてた!なんてこともあるかと思います。(あるのか?)
そんな時後から電話で「事故物件じゃないですよね?」と聞いてもいいんですが、ネット上で調べる方法もあります。
事故物件データベース「大島てる」というサイトで調べる
このサイトはGoogleマップ内で事故があった物件をユーザーが投稿できるというもの。事故物件には火のマークがついており、物件数が数字で掲載されます。
Googleマップと同じようにマウスホイールをクルクル回せば詳細にみたり、広域にみたりすることができます。試しに香川県あたりをみてみましょう。
火のアイコンを押して拡大していくか、マウスホイールで拡大していくとより詳細にみえます。
さらに拡大↓
まだまだ詳細にみていくと。。。↓
事故があった日にちと、その原因が記載されています。
今回書いたのは火災によるものですが、ちょっと紹介するのはやめとこう…という内容のものも多数ありました。正直見ていてあまりいい気持ちにはなれません。。。
でも自分が住む物件のことですから、このあたりのことは事前に調べておきたい…ですよね。安すぎる物件の場合は事前にこのサイトで調べておくと良いかと思います。
信ぴょう性があるかどうか
ただ、WEBサービスということなので信ぴょう性があるかどうかも気になるところです。しかもユーザーが投稿するタイプなので間違いや嫌がらせも少なからずあるはず。
ですが、コメント欄の動きをみてみると、管理人の「大島てる」さんが活発に活動しているのが見受けられるので、情報に誤りがある場合などは即座に情報の修正や削除をしている模様です。ですので、完璧とは言わないまでも、信ぴょう性は高いと思います。
ただ、これ、あれですね。不動産屋同士の足の引き釣りあいにも使われてそう。こんな情報が発信されてたら入居されずらいですもんね。なんとも恐ろしいサイトです。
あとがき
今回は賃貸物件で過去に何らかの事故があったかどうかを調べるサイト「大島てる」をご紹介しました。事故物件かどうかというのは、そこに住むかどうかを考える際にとても重要なポイントだと思いますので、便利に使えるのではないかと思います。
それに事件が多数起こっている地域などの治安を予測することもできる?のではないでしょうか。いずれにしても今後住む物件のことなので、ただ安いからという理由だけで決めてしまわずに、過去に何かあったのではないか?という点も配慮したいものです。
そんな時一つの判断材料として「大島てる」で調べてはいかがでしょうか。