全国の居候のみなさんこんにちは!ライターのカナモです!
僕は今、姉夫婦の家で居候として住まわせてもらっています。何故そうなったのかは後述するとして、肩身の狭い思いをしている人に朗報です。居候でもストレス無く過ごす方法を、この記事で伝授します。
これを読めば、快適な居候ライフを送れること間違いなしです知らんけど。
その方法を伝える前に、まずは僕が居候となった経緯を説明します。
沖縄から大阪に1日で
僕のブログで詳しく書いてますが、僕は離婚後色々な場所を転々としながらシングルライフを謳歌していました。そして行き着いた先は「沖縄県」です。
石垣島で1ヶ月、西表島で1ヶ月過ごした後、沖縄本島でゲストハウスに住みながら仕事を始めました。半月も経とうかという頃、大阪に住んでいる姉から電話が。
姉「3人目妊娠したのは知ってたよな?」
僕「如何にも」
姉「前置胎盤と切迫早産で絶対安静って言われた」
僕「ほう」
姉「あんた暇人やろ?」
僕「左様」
姉「飛行機代は出すわ」
僕「つまり?」
姉「今すぐこっち来て」
僕「…御意」
そういう訳で、その日のうちに仕事を辞め、夜の飛行機で大阪に行きました。
まあこんな感じで、姉家族との同居がスタートしたわけです。
僕の役割
居候としての僕の役割は、7歳と2歳のモンスターの調教と家事。姉が産気づいた時の運転手です。
まぁ、言ってしまえばこれだけです。
自分なりのミッション
それとは別に、僕は姉家族に対してしなければならないことがありました。それは「贖罪」です。
というのも、僕と姉はお互い近い時期に結婚したんですが、ちょっとした理由があって姉の結婚式には行きませんでした。兄弟の結婚式に行かない弟なんて、本当に最低なヤツです。その後も姉家族と関わることは少なく、申し訳ない気持ちばかりが膨らんでいきました。
しかし離婚して自由になったタイミングで、姉の方からそういったSOSがあり、「贖罪するなら今しかない!」と思い、多少無茶してその日のうちに沖縄を飛び出しました。
家族の反応
空港から姉の家近くの駅まで電車で向かい、そこからは義兄が車で迎えに来てくれていました。義兄は開口一番「沖縄から遠いのにありがとう」と言いました。いやいやそれはこっちのセリフです。こんなアホな奴にチャンスをくれてありがとうございます。
そうして僕の同居生活はスタートしたわけなんですが、色々と感じたことがありました。
- 姉は上2人を出産するときも切迫早産で、出産の2ヶ月程前から入院を余儀なくされていました。
しかし今回は僕が代わりに家事や上2人のスイミングスクールや塾の送り迎え、姉の通院時のドライバーなどをやったので、比較的安静に過ごせたのか、出産前の入院はしなくても良くなりました。 - 義兄は僕と一緒に家具を作ったり、ザリガニ釣りしたり、酒を呑んだりするのが楽しいと言ってくれています。
- 義兄は夜間の仕事なので、僕がいると家を開けても安心と思ってくれています。
まぁそんな感じでなんやかんや今に至ります。
そして僕は居候ですが、肩身の狭い思いなんて微塵も感じていません。そんな僕の経験の中から、居候ライフに大事なことを以下に記したいと思います。
快適に居候する方法
さて、本題の「居候でも肩身の狭い思いをしない方法」ですが、僕が強く思ったものをピックアップしてお伝えしたいと思います。
子供と仲良くなる
居候先に子供がいる場合、絶対に仲良くなるべきです。子供たちとの距離を感じてはいけません。
年令によって接し方も変わるとは思いますが、仲良くなる1番簡単な方法は「同じ目線を持つ」ということです。子供が1番嫌いな大人は「子供だから」とか「子供のくせに」とか、自分が子供たちよりも上の立場だと思っている人です。
僕は7歳の女の子や2歳の男の子と同じ目線で接することができます。いつもそうしている訳ではありませんが。なので、子供たちとはマブですよマブ。
子供と打ち解けられれば、大人たちの警戒も解けます。
リアクションをしっかりする
例えば友達に誕生日プレゼントを渡した時「あぁ、ありがとう」と言う人と「うおーマジで!ありがとう!!」と言う人、どちらが好感が持てますか?どう考えても後者ですよね。
あなたはそのリアクションの大きい友達になればいいんです。
居候とはつまり、家族から衣食住を毎日プレゼントされ続けている状態です。衣は違うかも。これは何よりも大きく大切なプレゼントです。その意識が持ててない人は、心のどこかで「住めて当たり前・食べられて当たり前」になっています。
あなたが逆の立場なら、そんな人間を住まわせて気分が良いと思えますか?まぁそういうことです。
笑う
笑顔にはとても強いプラスの力があります。ニコニコしている人に嫌悪感を抱けないのは、そういう力にあなたが取り込まれているからです。つまり、あなたもその力を利用すればいいんです。
ムスッとしてる居候が印象最悪なのは言うまでもありません。
ご近所さんと仲良くする
その家に住むということは、その地域に住むということです。居候先の家族も、ご近所さんとの付き合いは少なからずある筈です。それが仲の良い人たちなら尚更重要です。
あなた自身は居候でも、周りの家から見たらあなたは「あの家の人」です。
まずは外堀を埋めるって言葉もあるくらいですから、そのへんは疎かにしてはいけません。
僕は姉家族と仲の良い家族に、下の名前で呼ばれるほど打ち解けています。
まとめ
以上が、居候ライフを快適にするための究極の方法です。
簡単にまとめてしまうと、
「感謝」
「気遣い」
「コミュニケーション」
この3つを常に意識していれば、あなたは居候先の家族に受け入れられる筈です。
人は鏡です。
お互いにストレスの溜まらない関係を築きましょう。
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