どうも!基本的に寂しがり屋、ライターのカナモです!
今回はオシャレの基本である「靴」の話です。
みなさんは普段どんな靴を履いていますか?人によって靴のこだわるポイントは違うと思いますが、靴に1番重要なのは「履き心地」です。いくらオシャレでカッコ良くても、疲れやすく足が痛くなるような靴では意味がありません。「オシャレは我慢」というのは絶対に間違っています。
そしてミニマリストたるもの、「シンプルなデザイン」というのは絶対条件です。
シンプルで履きやすくオシャレで、値段もそこそこな靴があれば、ミニマリストでなくても欲しいと思いますが、そんな都合のいい靴があるわけ…
「STAP細胞はそんな靴はありまぁす。」
という訳で、僕が今まで買った靴の中で間違いなくNo.1と自信を持って言えるスニーカーを紹介したいと思います。
Onitsuka Tiger GSM
「Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)」をご存知でしょうか?
オニツカタイガーとは、1949年に鬼塚喜八郎が創業したスポーツシューズのブランド名です。創業以来、バスケットボールシューズを皮切りにランニングシューズなどを高校の運動部を中心に拡販していき、オリンピック日本代表のシューズなどを手がけるまでに成長。オニツカタイガーを履いた選手のオリンピックメダル獲得ラッシュもあり、世界に認められるブランドとして確固たる地位を築きます。
1960年代、オニツカタイガーの高性能と低価格に魅了されたナイキの前身であるBRS社がアメリカ販売総代理店を務め、当時ジョギングブームのアメリカで”コルテッツ”(現コルセア)やレスリングシューズがヒット商品となり、特に西海岸での売上が好調でした。その後オニツカ株式会社として上場を果たすなどしましたが、オリンピック景気の終焉で業績が悪化。1977年他社との経営統合により会社名・ブランド名を現在の「アシックス」に改名。ここでオニツカタイガーのブランドは消滅してしまいます。
その後25年の時を経て、2002年にオニツカタイガーが復活。ヨーロッパにおけるレトロファッションの流行の兆しに目をつけた現地法人社長の尾山氏の英断でした。
その後、大ヒット映画”キル・ビル”の劇中にてオニツカタイガーのTaichiを主演女優ユマ・サーマンが履いたことから、ファッショナブルなイメージが加速したと言われています。
引用:otokomaeken.com
まぁこういうブランドなんですが、早い話「アシックスの前身ブランド」ということです。
Onitsuka Tigerは基本的に「レトロ」な雰囲気の物が多く、世界中でバカ売れしています。しかし凄いのはデザインだけでなく「素材へのこだわり」も相当なものです。
例えばソールに使うゴムはグリップ力と耐久性も高く、アッパーは吟味された本皮が使われ、インソールはアシックス製の衝撃吸収に優れたものが使われています。
素材にこだわるミニマリストの要求を見事に抑えてくれています。
Onitsuka Tiger GSMの凄いところ
このスニーカーの何がそんなに気に入ってるかというと、ザックリ言うなら「デザイン」と「履き心地」と「素材」です。つまり全部ですね。
デザイン
日本人の足は甲高幅広が多く、それに靴の形を合わせると、どうしても横に広いベタッとした感じのシルエットに仕上がってしまいます。
しかしOnitsuka Tiger GSMはひと言で言うなら「シュッとしてる」という感じです。関西人ならこれで全てが伝わった筈です。「シュッとしてる」は最上級の褒め言葉ですから。他の地域の人にも分かりやすく説明するならば、「幅が細くキレイに見える形」といった感じでしょうか。
つまりシュッとしてるんです。
そしてつま先が少し内側にターンインしています。これが最高にカッコイイ!
トップ画像は僕が履いてる写真なんですが、めっちゃカッコよくないすか?濃いめのデニムと相性抜群です。
履き心地
「こんな形だと日本人の足に合わへんのちゃうか?」と思うかもしれません。が、典型的な甲高幅広の僕が履いても履き心地はめちゃくちゃ良いです。不思議なことに。アッパーが本皮なんで、履いていくうちに履き心地は更に良くなるでしょう。
紐を少し調整するだけでも、履き心地は更に良くなります。
素材
一般的なスニーカーに多く使われている素材は「合成皮革」のアッパーに「ポリウレタン」のソールです。
合成皮革は品質が均一で染色しやすく、安く作れるので大量生産に向いた素材と言えます。しかし耐久性や足への馴染みやすさは本皮には劣ります。
Onitsuka Tiger GSMのアッパーはヌバックレザー使っています。スエードは革の裏面を使ってるんでキメが粗いんですが、ヌバックレザーは革の銀面(表側)をわざと毛羽立たせているので非常にきめ細かく、加工に手間もかかります。
ポリウレタンソールは加工が容易なのでスニーカーのソール素材としては最もポピュラーですが、加水分解のスピードが早いので耐久性に欠けます。湿度が高く降水量も多い日本では加水分解ののスピードも早く、日本には不向きな素材とも言えます。
Onitsuka Tiger GSMに使われているラバーソールは加工の手間がかかる素材ですが、ポリウレタンよりも加水分解のスピードが遅く、耐久性や耐摩耗性も高いので、長く愛用することができます。
つまり一般的なスニーカーは「品質の均一さと生産量」に重点を置いた物が多く、Onitsuka Tiger GSMは「耐久性」にこだわっていると言えます。勿論GSMだけでなく、Onitsuka Tiger製品は全体的にそんな感じです。
肝心の価格は?
「これだけいい素材を使ってるんだから、値段も結構するんちゃうか?」と、普通はそう考えると思います。しかしOnitsuka Tiger GSMの凄い所は、デザインや素材だけじゃなく「こんなに良い物なのにリーズナブル」だという点です。
例えば、テイストの近いadidas originalsの「ガゼル」は、amazonで16,000円前後で売られています。しかしOnitsuka Tiger GSMは11,000円前後と、約5,000円も安く売られています。
激安とまでは言えませんが、デザインや素材、履き心地を考慮すると、かなり安い部類に入るのは間違いないです。
まとめ
Onitsuka Tiger GSMは、「シンプルで履き心地が良く、長く愛用できる最高のスニーカー」ということです。
ミニマリストにベストな靴と言えるでしょう。
勿論ミニマリストじゃなくても本当にオススメですよ。
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