どうも!フットワークの軽さに定評があるライターのカナモです!
11月が目前に迫り、いよいよ寒くなってきました。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
これから春までの最重要課題は「冬を暖かく過ごす」ということになると思いますが、布団を暖かいものに変えるだけじゃ十分とは言えません。だって布団から出たら寒いし。
結局は暖房に頼って高い光熱費を払いながら冬を過ごすことになると思うんですが、もっと根本的な問題について説明したいと思います。
冷気は窓から
知ってる人も多いと思いますが、部屋が冷える最大の原因は「窓」です。
YKKのデータによれば、冬場に部屋が冷える原因の52%は窓からということらしいです。
確かに冬場の窓はめっちゃ冷たいですよね。
ペアガラスは高い
でもペアガラスや断熱性の高いサッシに変えるのには相当な費用がかかります。
実際に僕の姉が最近真空ガラスの見積もりをしたそうなんですが、1枚あたり8万円近くするそうです。5円チョコなら16,000個買えますよ。1日1個食べて43年も持ちますよ。それでも姉は真空ガラスにするらしいですけどね。あの家確かリビングにガラスが6枚あったような気が…
賃貸では自由にできない
仮にトイレットペーパー代わりに1万円札を使うほどお金が有り余っていたとしても、賃貸物件では窓ガラスを勝手に変えるわけにはいきません。それに1万円で拭いたらケツが切れます。
なので、賃貸にお住まいの人は現状のままどうにか対策を打つしかないんですよね。
1番ポピュラーなのはカーテンやロールスクリーンです。床に着く長さのものにして閉め切っていれば、それだけでも窓から伝わる冷気は軽減されます。
でもカーテン閉め切ってると暗くなるんですよね。
プチプチで防寒
ここからが本題です。
全体の52%を占める窓からの冷気対策は、「プチプチ(エアキャップ、気泡緩衝材とも)」がコスト面含め最強です。
これは僕の家の窓です。2階建のリノベーション一戸建てに賃貸で住んでるんですが、2階の窓は全てプチプチで覆っています。
その効果は明らかに体感できるレベルで優秀です。プチプチを貼る前は窓から入った冷気が床を伝って、布団から出ている肩や首回りがやたら寒かったんですが、対策後はそれが殆どなくなり、快適に眠れています。
張り方は簡単、窓のふちに両面テープ貼ってプチプチを貼りつけ、カッターでピッタリに切るだけです。両面テープは外壁用の強力なやつの方が剥がれにくくておすすめです。
当然ながらカーテンと違って光を遮らないので、室内は明るいままです。
但し外の景色は見えなくなりますが。
結露も防げる
窓で気になるのは寒さだけじゃなく、結露もそうだと思います。カビの発生原因にもなるんで、結露は極力避けたいものです。
でもプチプチを貼ることによって結露もかなり防げるんです。万能か。
そもそも何故結露が発生するかということですが、窓の温度と室内の気温の寒暖差によって結露は発生します。つまり部屋を暖めれは暖めるほど、外が寒ければ寒いほど、窓の結露は酷くなるということです。
しかしプチプチを窓に貼ると、部屋と窓の間に断熱層ができるので、窓の結露はかなり軽減されるわけです。
勿論完璧に防げるわけではないので、毎年張り替えるのをおすすめします。
夏にも使える
窓から冷気が伝わるということは、逆に言うと熱気も伝わりやすいということです。
夏に窓から入り込んでくる熱気は、部屋全体の74%にもなるそうです。これはむしろ冬より深刻かもしれません。
でもご安心ください。プチプチなら熱気も遮断できるので、夏の冷房効率が格段にアップします。
とにかく安い
当然ながら、プチプチは安いです。
僕は1200mm×42mのロールを通販で買ったんですが、本体価格が1000円以下でした。しかし梱包サイズが大きいんで送料が900円かかるという鬼仕様。
まぁそれでもペアガラスや真空ガラスに比べるまでもなく激安です。
プチプチはホームセンターにも売ってるんで、入手しやすいのが良いですね。本来の用途である緩衝材としても使えますし。それに僕みたいに42mも買わなくても、もっと丁度なサイズが売ってるはずです。残り30数mぶん何に使おうか悩んでます。
まとめ
外から伝わる冷気の52%が窓からと言うことは、窓の防寒対策をすれば今年の冬は暖かく過ごせる筈です。
そして窓の防寒対策として、プチプチほど手軽かつ効果的な方法は他にないと言えます。
是非一度試してみてください。冬の辛さの52%が軽減されるかもしれませんよ。
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