こんにちは!きち(@YOSHI_YANO)です。僕には1歳になる娘がいるのですが、娘がのびのびと成長してもらえるように気をつけていることが3つあります。
① 他の子とは比べない
まず第一に「他の子と比べない」というのを実践しています。実際、多くの親が我が子を他の子と比べているのではないでしょうか?多分無意識なのと、子どもの為という理由でそういっているのだと思います。
しかし、これは子どものためになるのでしょうか?子どもからしてみると、小さな頃からずっと「できないレッテル」を貼られてるのと同じこと。それって極端に言うと否定ですよね。
それよりどうせなら、いいところを褒めてあげたい。比べることなく純粋にいいところを。
そうは思っていても他の子とくらべて悪い部分が見えてくるものなのだと思います。なぜなら親も今までそう育ってきたから。
思ってしまうのは仕方がない。とりあえずは口に出さなければいいのです。(態度で伝わったらダメですが)
それを実践していくうちに、いつか悪い部分には目が生きづらくなるはずです。ようはクセなので、いいところに目が行くようなクセをつければいいのです。だからいつも十分に意識しておくことが重要なのだと思います。
「誰かと比べること」にはなんの意味もないし、いい結果を生まない。誰も幸せにならない。本当にそう思います。
ちょっと話がそれますが、学校教育というのは矛盾している?
「個性」と「みんなと同じでなければならない」という対極にある思想が混在しているように思います。表向きは個性を大切にといいながら、みんな一緒にという思想もあります。みんなで一緒にというのは、日本人ならではの考え方かもしれませんが僕はそれ自体には何の意味もないように思います。
② いいところを褒める
先の話にも通じる部分がありますが、人間、悪いところに目がいくようにできています。実際僕もいいところを褒めよう!と意識はしていても、無意識のうちに悪い部分に目がいっているのは事実です。なので意識的にいいところを探すようにしています。
いいところはたくさんあるんです。そして仮に悪いところだったとしても、良い悪いの基準はとても曖昧で見方次第でいいところに変換することができます。
例えば、のんびり屋でマイペースだったとしたら、他の子よりも遅いということもできれば、周りに流されることなく行動できているということもできるはずです。
これは捉え方次第なのですが、もしも自分が子どもだったらどちらがいいか考えてから言うようにしたい。できればいいところを褒めるようにしたい。そう思います。
③ 否定はしない
ここも先の話に通じる部分ではありますが、褒めるばかりではいけないタイミングは必ずあります。でも間違っていることをしているとき、否定するのではなくしっかり話を聞くことが重要だとおもいます。
- なぜ、そういう行動をとったのか。
- 自分がそうされたらどういう気持ちになるか。
間違っているといっても、間違うこと自体は大いに結構!むしろどんどん間違えたほうがいいと思うのです。親が子どもの目の前にある 小石や壁(障害物) をどんどん取り除いてあげたいと思うのは親心としてはわかります。
が、それって将来の子どものためになるのでしょうか?確かに、そのときは “転ぶ“ という失敗を経験するかもしれません。でも、その失敗から何かを学び成長していくと思うのです。なので僕は子どもの前に小石が落ちていたり、壁があったとしたら、死なないようにだけ気をつけて見守るつもりです(笑)大げさですがほんとにそう思います。
最後に
3つの内容に分けて考えてきましたが、今回言いたかったのは、教育が悪いとか、日本が悪いとかという話ではなく、もっと自分で選択していく必要があるということ。何となくいい大学に入り、何となくいい就職先に入る…この考え方がダメというわけではありません。
でも、自分で選択し、決めていく力が弱っているのではないかと感じる今日。世界に立ち向かえる力をつけていくためには、この「自分で考えて決める力」が重要なのではないでしょうか。
参考
学力世界1位!テストが無い、フィンランドの独自の教育方法