どうも!三脚にスマホセットして映画見てるライターのカナモです!
電車に乗り遅れた人とドア越しに目が合うとか、家電量販店の店員さんが語尾に必ず「はい〜」って言うとか、世の中には色んな「あるある」が溢れています。
「あるある」を言い換えるならば「王道パターン」「鉄板」などになると思うんですが、そういった特定のパターンは何故か印象に残りやすいです。
そんなわけで、今回はみんな大好きな映画にまつわる「あるある」をまとめてみたいと思います。
迷惑な上官
元軍人は退役後、何故かみんな山奥の小屋で静かに暮らします。でも元上官が現れて現場に引き戻されます。
TVで流れると2chが賑わうことで有名な「コマンドー」に代表される王道パターンですね。
凄腕の元軍人が山の中で娘と仲良く暮らしているところにカービー将軍が現れ、「なんか元部下がみんな殺されてるらしいから気をつけてちょ。」と言いに来るんですが、そこから娘が誘拐されたりなんやかんやあって、元部下の一人ベネットと主人公メイトリックス(シュワちゃん)が楽しく遊ぶという内容です。
他にもマーク・ウォルバーグ主演の「ザ・シューター」とか、「ランボー2」とか、状況は多少違っても上官が現れて騒動に巻き込まれるというのは、もはや鉄板です。
主人公のタイプは基本2パターン
映画の主人公には、大きく分けて
- 元々強い主人公が無双
- ひ弱な主人公が覚醒
の2パターンしかありません。
元々強い主人公が無双
大抵のアクション映画はこのパターンです。
シリーズ物で言うと
- ランボー
- ミッションインポッシブル
- トランスポーター
- ボーンシリーズ
あたりが有名です。
シリーズもののアクション映画は基本的に主人公が強いです。
そりゃシリーズ重ねても弱い主人公なんて面白くないですよね。
ひ弱な主人公が覚醒
これはゾンビ系映画で多用されるパターンです。
「28日後」「28週後」とかがまさにこれで、状況が飲み込めてない主人公がゾンビの世界に慣れていき、最終的にゾンビどころか人間相手にも無双しだすという内容です。
他にも「ショーンオブザデッド」「アイアムアヒーロー」など、冴えない主人公が荒廃した世界に揉まれて強くなるのは、観ている人の共感を得やすいです。
あとゾンビとは少し違いますが「サベージキラー」はおすすめです。普通の女の子が死の淵から蘇り、自分を殺したクソ野郎どもに復讐する話なんですが、ラストはとても悲しい気持ちになります。
マイナーなB級映画なんですが、僕は好きな作品です。彼氏が最後カッコよすぎる。
ダクトテープが大活躍
ハリウッド映画で一番出演率が高いのは、トム・クルーズじゃなくてダクトテープ(銀色のガムテープ)です。
マット・デイモン主演の「オデッセイ」を観た人も多いと思いますが、あの映画ではダクトテープが大活躍していました。実際にアポロ13号の補修に役立って以来、NASAの標準装備だとか。
他にも「デッドライジング」「ブルーストリーク」「ターミネーター2」など、ダクトテープが出演してる映画は数えだしたらキリがありません。
僕もダクトテープを愛用していますが、その用途は多岐に渡ります。ハリウッド映画のダクトテープと、コナンのピアノ線は鉄板です。
機密データのダウンロードが遅い
ハラハラさせる演出というのは分かっているんですが、データ容量に関わらず重要なデータを盗んだり送信したりする速度が遅すぎます。
そして必ずダウンロード中に敵が引き寄せられてくるんですよね。大抵はギリギリで間に合って「ふ〜」っとため息をつきます。パッとデータ取ってササっと逃げる映画なんて見たことないです。
スパイ系の映画では必ずと言っていいほどこのシーンがありますよね。
嫌味な白人が最初に死ぬ
物語の序盤で死ぬのは、大抵嫌味な白人です。
ゾンビ映画なんかではよくありますが、主人公やそのグループと対立して「勝手にしろ!俺はお前には従わねぇ!」とか言って単独で行動するんですよね。
そして気を抜いた瞬間にゾンビ達に美味しく頂かれます。
逆に最後まで死なないのは、愛すべきおバカキャラの黒人です。
最近の天才ハッカーは何でもできる
特技はハッキングの筈なのに、銃器を使いこなしたりパルクールしたり、最近の天才ハッカーは何でもできるようです。
ひと昔のハッカー像は「デブ」「メガネ」「パーマ」の、絵に描いたようなオタクだったのにね。
映画内のポジションも従来は主に脇役・チョイ役だったのに対し、最近は主人公のポジションにすらなりつつあるんで、ピザデブハッカーが主人公だと色々都合が悪いんでしょうね。
時代とともに映画の演出にもIT化の波が押し寄せてきてますね。
日本人役は日本人じゃない
これは日本人としてちょっと複雑な気持ちになります。
ジェイソン・ステイサム主演の「ローグアサシン」は、僕の中で伝説のコメディ映画です。コメディ映画じゃないけど。
日本人役の大半が日本人じゃなくて、「ウラギリハ、コロサレル!」とかワケわからん日本語使ってます。
デボン青木もカタコトすぎる日本語で「オトウサマ?」とか言うし、ジェイソンも「ホネダッタ、ゴメン」とか秀逸なボケをかますし、もう観ていて飽きないです。
あと日本の文化を色々と誤解しすぎです。普通に女体盛りが出る料理屋ってなんやねん。
この映画に限らず、日本人役は大抵日系の外国人がやってます。ワイルドスピード3のD.K(ドリフトキング)とかどう見ても日本人ちゃうし。
背景には日本人の英語力の低さが垣間見えますが、いくらなんでも酷すぎる。シリアスな場面でも笑ってしまいます。
映画における言語の壁というのは、日本語に限らず色んなとこで話題になってます。
あとがき
今後映画を見る時は、上記のあるあるを意識して鑑賞してみてください。映画の楽しみ方の幅がグッと広がりますよ。
勿論今回紹介したもの以外にもあるあるは沢山潜んでいます。面白いあるあるを見つけて1人でニヤニヤするのもいいでしょう。
こういった映画あるあるはおかしな点も多いですが、それがあることによって妙な安心感もあります。映画という娯楽作品においては、リアリティだけが正義ではないってことですね。
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