どうも矢野キチです。最近ネットショップを一から構築する機会がありまして、その際にやっぱりネットショップでモノを売るロジックを学びたいと思っていました。
そこでアマゾンでコピーライティング関係の人気書籍をさがしていました。すると評価も高く気になる一冊が。
それが「10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方」という本だったのですが、この本の詳細をよく見て見ると、あのインバウンドマーケティングで有名なバズ部が書いたものだったんですね。この名前だけで信用ができるので即注文してみました。
コピーライティングは心理学?
コピーライティングと聞いて「センスがないとできない」とか「経験がないとできない」と思ってはいませんか?
本によるとユーザーは購入にいたるまでの行動心理があるというのが分かります。
本当にいい商品だったら説明しなくても売れるでしょ。と思ってしまいがちなんですがそれは間違い。
実はヒトが商品を買うまでのプロセスは、とある心理経路をたどるそうです。読んでみると「なるほど」と理解できるのですが、コレを知っている状態で自分の売りたい商品をみた時に新たな目線が生まれることを実感しました。
お客さまの目線に立つことが大切
当たり前ですが、お客さまの目線に立って商品の魅力を伝えることが大切。
大切なのは「その商品を買うことでお客さまが得られる未来」を想像させられるかが大切です。
逆によくないのが下でのべる販売者目線のアピールです。
販売者目線でのアピールはほとんど意味がない
販売者目線のアピールとはどういったものなのか?
- うちの商品はこんなにもすばらしい!
- うちのサービスはこんなにも最高だ!
こんな具合で、こちらからの目線のみで文章を書いてはいませんか?お客さまの立場に立たずに。
もちろんこういった自己アピールは必要ない!というわけではありませんが、そればかりを述べた文章を読んだ大多数の人は、「へえ〜すごいね〜。でも自分には関係ないや。」となってしまいがちです。結果、それではモノは売れないということです。
それよりも実際に商品を手にするヒトが、手にする前とどう変わるのか?という点にフォーカスすべきだ本書ではのべています。
コピーライティングにセンスは必要ない
この本を完璧マスターすればモノは売れる!そんな風に思わせてくれる内容でした。
WEBに詳しくない方でもできる内容ばかり
WEBでのコピーライティングというと詳しくないとできないんじゃないの??
と思ってしまいそうですが、コピーライティングに関していうとそれはありません。
もちろん、ページのコーディングなどの時は知識は必要ですが、要素を集めたり、文章を書いたりというのはまた別の話。
本にそって要素を集めていき、最後にそれを組み合わせるだけというシンプルであり、ロジカルな内容です。
ページ数も少なく読みやすい
全140ページほどしかないのでほんとに数時間で読み進めることができます。
しかもほとんどの説明は第一章で説明されているので、そこまでなら1時間もかからずに読み進めることができます。では第二章からは何がかかれているのかというと、
実際にペンを持って勉強しながら!ワークシートつき
第一章で勉強した項目を、本にペンで書き込みながら実践が可能です。その際、第一章の内容を振り返りながら進めていくことができるので、前のページを読み返す必要はないです。
こういった本って、読んだだけで習得した気持ちになって、実際にはやらないというのが多いのですが、その場で実践に移るので否が応でもやることになります。
※…というか学びたいから本を買ったのにそれを実践しないって、ヒトの心理は意味がわからないw
初心者にもプロにもオススメの本だと思いました
読みやすさという点では僕のような初心者でもわかりやすく、1日もあれば知識を得ることができました。
もちろん、実際にモノにするにはその後の実践が大事だとは思うのですが、興味があるけど何をしたらいいのかわからない。自己流でやっていた方には超おすすめの本でした。
また、初心者に限らずすでにコピーライティングをされているかたも、ちょっと基本を忘れそうになった時に見返すといいかもしれません。僕も今後忘れそうになった時は何度も返したいと思います。